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「中京区のマンションリノベーション」「宇治の民宿」完成見学会のお知らせ News + 2016.02.13

「中京区のマンションリノベーション」 「宇治の民宿」  完全予約制完成見学会
日時:2月14日(日)~3月上旬  ご連絡いただき次第随時、ご案内
「中京区のマンションリノベーション」

※写真は施工途中のものです。ご了承ください。

***** コンセプト -都市の外部的空間- *****
本計画は、京都市中京区にある築31年の都市型マンションの一室の
リノベーションを行うプロジェクトです。
都市部で密閉されたマンションの居住スペースは、外部との接続を
断ち切ったような空間となっています。
そこで、密閉されたマンションの中でリビング空間を外部的要素に
デザインすることにより、テラスのような、坪庭のような、室内のよう
な、室外のような空間をつくり、開放的で半屋外空間にいるような
場とすることで、外部と内部を緩やかに繋いでいます。
プライベート空間は、最小限のスペースとし、建具にアンティーク
ガラスを使用することで、プライバシーを確保しつつ、半屋外空間
から光を取り込み、内部空間にあたかも、庭から光が入り込んでい
るような状況をつくりだしています。
家の中に外が生まれ、そこに室内にあるべき要素が加わることで、
中と外が日々の生活を通じ、混ざり合い、この家だけの、ここに
住む人だけの中と外の豊かな関係性が出来上がるのではないかと
考えています。
「宇治の民宿」

***** コンセプト -路地の旅館- *****
今回宇治で初めて行われる新築の民宿プロジェクトです。
京都宇治の街並みといえば瓦屋根・杉・土間などを用いた
和の家が連なっている街並みがつくりだされています。
『 和 』の原点に返り和の良さについて再度、私たちは
考えてみました。
和には、独特の空気感や光と影の陰影、ワビサビといった
日本古来の良さがあります。それらの要素の中に、外部要
素を挿入し、昔ながらの京都宇治の街並みに和空間の良さ
を生かしつつ、『新しい和の空間』をつくりだします。
この民宿に一歩踏み入れると「路地のような通り土間」
空間が広がります。路地空間は訪れた人々にその先には
何があるのかといったワクワク感を与え、日常から非日
常の生活へと変化させます。路地の先には各居室を配置
し、室内にいながらも京都宇治の路地を散策しているよ
うな感覚を人々に与えます。
和というキーワードを改めて見つめなおし、
誰もがワクワクできる空間を生み出すことを試みました。
※こちらの民宿は「宇治壱番宿 にがうり」という名前で
3月18日から営業されます。 すでにご予約も入っています。
予約が取れなくなる前に、ぜひ一度、宿泊もしていただければと思います。
完成写真はまだお見せすることができませんが、
どちらも魅力的な空間となっております◎
ぜひ、ご体感いただきたいです。
2物件共にご連絡いただきましたら、随時ご案内させていただきます。
ご興味をもたれた方はContactこちらからお問い合わせください。