快適であること エコであること デザインすること
News + 2017.09.17
近頃、パッシブデザインと言う言葉をよく聞きます。
アクティブデザインと言う言葉もあります。
アクティブとパッシブは対義語の関係です。
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アクティブデザインとは、
冷暖房機器など機械設備を組み合わせて利用することで、快適な室内環境を確保する設計手法のことです。
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パッシブデザインとは、
自然を有効に活用し、コントロールすることで、エコを目指す設計手法のことです。
例えば、日本の伝統的な木造家屋の深い庇は、夏の日差しを遮り、冬の日差しは取り入れて室内を暖める様にできています。
屋外に簾(すだれ)や葦簀(よしず)をかけるのは、屋内に入り込む熱を大幅に減らしているのです。
日本人は昔から、自然を活用し、快適な暮らしを追求してきたんですね。
そして、それらの工夫は、美しいフォルムで、伝統的なデザインを生み出しています。
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もちろん、今の住宅にも応用されています。
様々な工夫を形にすることによって、エコで快適な空間をデザインすることができます。
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土井