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研修の最後は
『TOTOシーウィンド 淡路』
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安藤忠雄さん 設計の宿泊施設です。
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大きなガラスの自動ドアが、
スーーーーと開いた先には、
大きな窓があり、海が一望できます。
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フロント横の大きな階段は、
迫力があり、天窓から光が差し込み
ずっと眺めていられるほど、雰囲気の良い空間でした。
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ただ、高低差100mの土地での建設なので、
階段が多く、なかなか移動が大変でした。
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フロントから階段をおりて
宿泊部屋に行くには一度外を経由するのですが、
この景色が絶景で、、、、、、。
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エレベーターの乗るためだけなのに
“わざわざ”建物から離してあるのですが
導線などの方面から考えると、
“余計な距離”ですが、そんなことを
忘れてしまうほどの景色。
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“わざわざ”遠回りしてでもこの道を通りたくなりますね◎
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アルツでもよく、”余白”を建物の空間の中に
落とし込み、お客様にとって心地よい場所となるように
ご提案させていただいてます。
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こんな空間必要なの?
この導線は少し不便じゃない?
と思うような”わざわざ”というアクション。
この”わざわざ”には、多くの意味を
詰めさせていただいています^^
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出来上がるまで、その良さをなかなか
伝えたり、感じていただくことは難しいのですが
このホテルで体感していただくことができます!
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話を戻しまして
宿泊フロアにおりると
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廊下が広がっているのですが、
真ん中にコンクリートの壁があり、通路が2つに
分かれているのですが、またこの空間も
素敵でした。
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実はこのホテル、宿泊室からは海が見えず、
木々しか見えないのですが、
ここにも安藤さんの意図が詰まっています。
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先ほどのような絶景を肌で感じるための演出?
なのかもしれません。
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皆様も良ければぜひ、
行ってみてください◎
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