– 建築を訪ねて5 –
2025.06.02
こんにちは。o.hです。
今回は、最近訪れた「豊田市美術館」について少し話させていただきます。
「豊田市美術館」は谷口吉男さんによる設計で、乳白色ガラスとモスグリーンの外壁が特徴的な建物です。
「豊田市美術館」外観1 設計:谷口吉生 ランドスケープ:ピーター・ウォーカー
「豊田市美術館」外観2 設計:谷口吉生
建物前面に広がる水面は風景・建物を映し、揺らぐ情景は一つの美術作品のように鑑賞できます。
ピーター・ウォーカーさんが手がけるランドスケープデザインとの共存が圧巻です。
「豊田市美術館」内観 設計:谷口吉生
重厚なボリュームの外観に見えますが、美術館内部や今回撮影できてませんが、夜間の照明が外部に漏れだすと驚くほど、軽い印象を与えられます。
閉館時間が17:30なので、夜間のファサードを拝見できるよう、次回は冬に訪れたいと思っています。
夜間ファサードと美術館詳細概要参考 → Discover Japan
美術館の敷地内には谷口吉生さん設計の数寄屋建築なども拝見できます。
数寄屋を継承しながら現代的な軽やかさを纏っているような印象があります。
建物・庭園どちらも美しいので、是非立ち寄ってみて下さい。
「童子苑」外観 設計:谷口吉生
「童子苑」軒下と庭園 設計:谷口吉生
「豊田市美術館」の敷地内には紹介した以外にも、2024年に開館した「豊田市博物館」や合掌造りの建物も拝見でき、充実した施設群になっています。
機会があれば訪れてみてください。
博物館などは次回以降、ご紹介できればと思っております。
おわり。