休日のお話-佐川美術館-
2025.09.15
みなさまこんにちは。
あさひです。
先日のお休みに滋賀県にある佐川美術館へ訪れ、
会期中の「ベルナール・ビュフェ展」を鑑賞してきました。
展覧会は全て撮影NGでしたので、今回はパンフレットを。
個人的な感想にはなりますが、どれも ” 線 ” と ” 色調 ” が印象的なものばかりでした。
線は細いものから太いものまで色々あるのに、なんとなく力強さを感じる様。
色調もかなり抑えられたダークトーンが多く、
全体的に儚い、虚無感、どこかやるせない…といった感情が思い浮かべられました。
その中でも時代によっては急にガラッと変わったように印象派のような風景画もあり
見ていて作家自身の心情や時代背景が興味深い展覧会でした。
余談にはなりますが、ビュフェにはパトロンのような日本人もいたようで
静岡県に建てられたベルナールビュフェの美術館もあります。
こちらはスカイハウスや島根県立美術館などを手掛けた、菊竹清訓設計なので
作品のみならず美術館を訪れるのも良いなあと思いました。
帰り際に少し散策し、美術館をぶらり。
重厚感があるにも関わらず、水面に浮かぶ様子がどこか軽やかで
しっとりとした佇まいだと思いました。
天井に反射する水面模様も素敵です。
「ベルナール・ビュフェ展」は9月28日まで観覧いただけます。
滋賀県に訪れた際には佐川美術館にも訪れてみてください。
おわり。