みなさまこんにちは。
あさひです。
今回は少し前に訪れた沖縄旅行でのお話を少しご紹介したいと思います。
沖縄県へは学生時代以来の訪問で、どこへ行こうかかなり迷いましたが
大人になってからの視点で訪れたいところをピックアップしました。
【星のや沖縄】

▲星のや沖縄「グスクウォール」外側
まず入ってすぐに圧倒された擁壁?のような建築物。
これは「グスク」といわれる城跡をオマージュして造られ「グスクウォール」と名付けられています。
沖縄県には独特の伝統文化、歴史があり、この”グスク”も沖縄県には多数存在しゆかり深いものだそうです。

▲星のや沖縄「グスクウォール」内側
このグスクウォールの中へ入ると、ここちよい日射しがさしこみ
無機質な形ながらもどこか温もりを感じる空間の様でした。
客室やその他の棟を含め、このグスクウォールは全長1キロほどあるらしく
内側を散歩するのもよかったです。

▲星のや沖縄 レセプション棟
また、受付にあたるレセプション棟はまったく雰囲気が異なり
静けさとも相まって、海底の中にいるような空間でした。
まわりの壁は壁紙などではなく、塗装を何度も重ね、あえて濃淡をつくり深海をイメージしたそうです。
そびえたつ樹木は「サンゴの木」という沖縄特有のうねうねしたものですが、こちらも本物をそのまま使用とのこと。
どこをみても徹底した空間づくりでした。
*****************************
星のや沖縄 設計
東 環境・建築研究所/東 利恵
*****************************
【座喜味城跡】



グスクが多数あるということで世界遺産である「座喜味城跡」に訪れました。
こちらは琉球王国時代に軍事目的でつくられた城壁の跡ですが、
曲線状に積み上げられた石垣が特徴的で築城技術でも評価を得られているそうです。
【やちむんの里】


「やちむんの里」とよばれる工芸村へ訪れました。
何人かの作家さんたちがいくつもの工房をたて、ひとつの村のようになっていました。
いくつかの工房にお邪魔しましたが、作家さんそれぞれで雰囲気が異なり
見ているだけでも楽しめました。
写真にうつるのはやちむんの里のシンボルでもある焼き窯です。
中に入ると9つの焼き窯があり、この傾斜を利用して炎を上へあがる工夫をされているんだとか。
とても圧巻でした。
本州とはまた違う伝統文化に触れ、考え方や風習の違いを感じることができる旅となりました。
今回は沖縄本土のみでしたが、離島へも機会があれば訪れたいと思います。
おわり。