プライバシーと開放感両立したセンターコア型平屋の家
このプロジェクトは、既存の母屋を解体し、5人家族が快適に暮らせる新しい平屋住宅を建設するものです。
私たちは、各家族のプライバシーを尊重しつつ、家族全員が団らんを楽しめる開放的な空間を両立させることを目指しました。
その核となるのが、水回りを住まいの中心に配置するセンターコア方式です。
浴室や洗面室などの設備を中央に集約することで、各居室からのアクセスを効率化し、家事動線をスムーズにしています。
また、このセンターコアを中心に回遊できる計画は、家全体に一体感と広がりをもたらし、日々の生活に快適なリズムを生み出します。
リビングには外へと繋がる大開口窓を設け、豊かな自然光を取り込み、外部との繋がりを意識した開放的な空間を創出しました。
これにより、プライバシーが守られた個室と、家族が自然と集まるオープンなリビングスペースが、緩やかにつながりながらもそれぞれの役割を明確に果たします。
私たちは、この「開かれたオープンスペース」と「プライバシーを守れる各個室」のバランスによって、家族のつながりを育みながらも、
各々が心地よく過ごせる、豊かな住まいを実現します。外部の気配を感じながらも、家族の温かい絆が深まる、そんな唯一無二の空間となるでしょう。